本部通信
全国都市監査委員会

 岩手県 滝沢(たきざわ)市 
滝沢市 滝沢市は、2014年(平成26年)1月1日に市制施行により、岩手県内14番目の市として誕生しました。
 滝沢市は、岩手県のほぼ中央、県都盛岡市の北西部に位置しており、東西約14km、南北約20km、総面積は182.32平方kmとなっています。
市役所は中央部に位置し、盛岡市中心市街地から8kmの距離にあります。
市北西部には秀峰岩手山をいただき、市の南端を東西に雫石川、東端を南北に北上川が流れ、気候は内陸性気候となっています。
交通面では、東北縦貫自動車道、国道4号線、46号線、282号線、県道盛岡環状線が市内を通過し、市北部には滝沢インターチェンジがあります。また、JR田沢湖線、IGRいわて銀河鉄道の2路線には4つの駅があり、すべて盛岡駅まで15分以内で結ばれ、新幹線との接続もスムーズになっています。
 稲、野菜、酪農等を主体とした都市近郊農業地帯でもあり、昭和57年には豊かな村づくり全国表彰天皇杯を受賞しました。
 平成10年度には、「情報化の推進」で自治大臣表彰を受け、地方分権への対応も評価されています。また、岩手県立大学が開学したことにより、盛岡広域圏における研究学園地域としての機能も強化されています。
明治22年、滝沢、鵜飼、大沢、篠木、大釜の5村が合併してできた滝沢村は、平成元年に村政100周年を迎え、平成11年11月末には人口日本一の村となり、平成12年2月15日には人口5万人を達成しました。平成17年度には一般住民の参画により策定された「第5次滝沢村総合計画」に基づき、現在『地域は、地域のみんなでつくる』という基本的な考え方をもとに、人と人との交流や支えあいを大切にしながら、地域のビジョンや課題を地域と共有し、地域協働により将来像の実現に取り組んでいます。
 市制施行により、「人口日本一の村」から「住民自治日本一の市」を目指し、市民、行政、議会の協働による市政運営や地域づくり活動の推進に取り組んでいます。