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全国都市監査委員会


 長崎県 諫早市(いさはや)

諫早市 平成17年3月1日に、諫早市、多良見町、森山町、飯盛町、高来町、小長井町の1市5町が合併し、新「諫早市」が誕生いたしました。面積は約312km2、人口は約14万5千人で県内第3の県央都市圏の中心都市です。
 本市は長崎県のほぼ中央に位置し、東は干潟の有明海、西は内海の大村湾、南は外海の橘湾と特性の異なる三つの海に囲まれた全国的にも稀な特徴ある景観・風土となっています。また、北は多良岳の秀峰を仰ぎ、市の中央部を流れる本明川の下流に平野が広がる豊かで多様な自然環境を有しています。
 四百年以上前からの干拓によって形成された諫早平野は県下随一の穀倉地帯であり、肥沃な丘陵地帯は野菜やみかんを始めとする果樹の特産地で、県農業産出額の10%を占める農業のほか、多良山麓等の広大な森林資源や豊かな海洋資源に恵まれています。
 また、4本の国道(34号、57号、207号、251号)と高速長崎自動車道、JR長崎本線、JR大村線、島原鉄道が交わった交通網は、長崎市と島原半島、大村東彼地方、佐賀鹿島方面を結ぶ交通の要衝となっています。その優れた立地条件を生かし、諫早中核工業団地一帯には多くの企業が集積しており、工業生産高は県下第2位を占めるなど産業基盤も充実しています。
 本市では、新市の将来像を「ひとが輝く創造都市・諫早―自然の恵みを活かし、豊かな産業と暮らしを育むまちづくり―」と定めています。それぞれの地域の特色ある風土や歴史、文化などを大切に育み、地域に愛着と誇りを持ちながら市民一人ひとりが主役として「輝き」、多様な地域資源や地域力と融合することにより、新たな魅力や価値、活力を生み出す「創造都市」を目指しています。

・市章について
 諫早市の「い」の字をモチーフに、調和する美しい自然風景と歴史、元気に響きあう市民の心、未来に飛躍する姿を表現しています。また、6つの輪の広がりは、1市5町がひとつになり発展する姿も表しています。さらに中央の白地部分は長崎県の「N」にも見て取れ、県の中央に位置する諫早市を象徴しています。