本部通信 トップページへ戻る
全国都市監査委員会


 宮城県 石巻市(いしのまき)

石巻市 平成17年4月1日、石巻市、桃生郡河北町、同郡雄勝町、同郡河南町、同郡桃生郡、同郡北上町、牡鹿郡牡鹿町の1市6町
が合併し、新しい「石巻市」が誕生しました。
 新市は東西約35km、南北約40kmと広範にわたり、面積は555.36km2、県土の7.6%を占めることとなりました。平成17年4月末の人口は171.107人です。
 本市は、宮城県の北東部に位置し、海・山・川・島など、変化に富んだ自然を有しています。新旧北上川が流れる市の中央部と西部には、平坦な田園地帯が広がり、東部は太平洋に面したリアス式海岸で形成され、南三陸金華山国定公園に指定されています。また、旧北上川の河口を中心とする地域は、市街地が形成されています。水や緑などの豊かな自然環境を生かした農業、水産業が盛んで、商業、工業もバランスよく発展しており、県下第2の都市としての役割がすます期待されているところです。
 新市の将来像は、「〜輝く未来のために〜わたしたちが創りだす笑顔と自然あふれる元気なまち−よりたくましくより幸せに!−」。実現に向けての基本理念として、「快適・幸福」「個性・活力」「協働・創造」の3本柱をあげて取り組んでいます。
 現在の主な公共施設としては、医療施設として3つの市立病院、5つの診療所、それに夜間急患センターが存在し、地域医療の充実に貢献しています。また、文化・観光施設として、パイプオルガンを有する「遊楽館」、マンガランド構想の中核施設「石ノ森萬画館」、復元された慶長遣欧使節船のミュージアムから展開される「サン・ファン・バウティスタパーク」などがあり、地域振興、観光にも力を入れています。
 イベントも多彩で、「石巻川開き祭り」「おしかホエールランド祭り」「おがつホタテ祭り」等、おいしい、楽しい祭りが1年を通じて市内各地域で開催されています。仙台からのアクセスは、JR仙石線または三陸縦貫自動車道の利用が便利です。