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全国都市監査委員会


 千葉県 鴨川市(かもがわ)

 鴨川市は、平成17年2月11日に旧鴨川市と天津小湊町の合併により誕生しました。 房総半島の南東部、太平洋側に位置し、温暖な気候と美しい海岸線などの豊かな自然環境に恵まれると共に、日蓮聖人の生誕地として知られ、また源頼朝を巡る伝説など歴史とロマンに恵まれた市でもあります。
 今後は、「自然と歴史を活かした観光、交流都市」を将来像に、南房総の中核都市として更なる発展を目指しております。
 人口は37,653人、面積は191.30平方キロメートル、最高地は408.2メートル(愛宕山)、最低地0メートル(海抜)

○みんなで創る光り輝くふるさとを目指して
 鴨川市には、歴史の上でも数々の話題や史跡があります。頼朝と鴨川では、一戦場や仁衛門島、旗かけ松などがあり、吉宗と鴨川では、嶺岡牧場などがあります。また、日蓮聖人生誕の際に大鯛、小鯛が群れ集うなどの奇跡を目の当たりにした人々は現在に至るも、鯛の不思議(妙の浦)として保護と管理にあたると共に、遊覧船などの運営にあたっています。
 また、聖人修行の地であり、立教開宗の聖地、清澄寺、そして聖人生誕の地を記念して建治2年建立された誕生寺など参詣者も多く、尚同寺周辺は環境省認定の「かおり風景百選」にも選ばれています。
 また、鴨川市棚田農業特区として棚田オーナー制度がある大山千枚田は有名です。

○地域に結びついた産業と観光を振興するために
 農業は恵まれた気候風土のもと、稲作や酪農、花卉を中心に営まれ地域経済の発展に貢献しています。水産ではつくり育てる漁業への転換と漁港の整備、経営の安定化、更に海洋性レクリエーションニーズに対応した漁港づくりを目指しております。外房における商業拠点都市として、都市基盤の充実に対応した商業集積の促進を図ると共に、地域に密着した商業の推進と工業の個性化をそしてその支援と、地域活力の増進を目指しています。
 余暇時間の増大などに対応し、個性的で魅力ある通年滞在型観光地の形成を目指し、年間300万人に上る観光集客力の強化に努めています。

○新しい鴨川市となり意欲的な市政の取り組みは、都市基盤、生活安定、産業振興、教育文化、健康福祉、市民参加、行財政改革等各分野にわたり目標を設定し、全市を挙げて努力し、豊かさを実感できる快適なリゾート都市を目指しています。