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全国都市監査委員会


 長野県 中野市(なかの)

中野市 平成17年4月1日に中野市と豊田村が合併して新「中野市」が誕生しました。
 中野市は、長野県の北東部に位置し、県都長野市からは、JRで20分、私鉄で約30分から40分で結ばれています。北は飯山市、木島平村、東は山ノ内町、南は長野市、小布施町、高山村、西は三水村に隣接しています。
 地形は、斑尾山、高社山など象徴的な山々を背景とし、千曲川、夜間瀬川などが形成した河岸段丘や扇状地、穏やかな傾斜地に集落が発達しています。
 面積は、東西約11km、南北16kmで、合計面積は112.06km2となっています。気温は年間差が大きく、夏季は約30℃以上、冬季は−10℃以下となる内陸性気候です。
 産業は農業が盛んで、「りんご」や「ぶどう」の栽培では、全国でも有数の品質と生産量を誇っています。早くから「えのきだけ」の栽培に取り組み、きのこや果樹、花きの施設栽培の先進地としても知られています。
 また、゛日本のフォスター゛ともたたえられる「シャボン玉」・「カチューシャの唄」等の作曲家「中山晋平」、日本の心のふるさとを歌う「故郷」・「朧月夜」等の文部唱歌の作詞家「高野辰之」の故郷であり、さらに「千と千尋の神隠し」、「となりのトトロ」等の映画音楽・CM曲等の作曲に幅広くご活躍の久石嬢氏の故郷でもあります。
 当市の一本木公園は、豊富な緑と約570種類1200株のバラが植栽され、「バラ公園」として訪れる多くの人を楽しませてくれます。また、同公園内に現在、ケイ山田さんのデザインによる「イングリッシュガーデン」の公園拡張整備を進めており、さらに市街地にも多くのバラを植栽し、訪れる人々が憩える魅力的な街を目指しています。
 新市の将来像として、「緑豊かなふるさと 文化が香る元気なまち」市民と行政との協働により、恵まれた自然環境と景観を大切にし、先人の伝統文化を受け継ぎ、郷土の誇りを大切にする心育て、文化・歴史・芸術の香り高いまちづくりを進めるとともに、地域の活性化と福祉の向上などに向かって元気の出るまちづくりを実現するため各種施策を進めることとしています。