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全国都市監査委員会


 岡山県 瀬戸内市(せとうち)

瀬戸内市 瀬戸内市は、平成16年11月1日邑久郡3町の牛窓町、邑久町、長船町が合併し誕生しました。
 岡山県の東南部に位置し、面積125.51km2、人口40,670人(発足時)で、西は岡山市、北は瀬戸町、備前市に隣接しています。地勢は、地域の西端に吉井川が流れ、平野部には市街地と田園地帯が広がるほか、東部地域や海岸部は丘陵地となっています。また、南部は瀬戸内海に面し、島しょや海岸等自然景観に恵まれています。気候は、瀬戸内海式気候に属し、降水量が少なく温暖で、降雪はまれであり、降霜期間も短く過ごしやすい気候となっています。
 アクセスは、JR赤穂線が西端部を走り、岡山市、備前市、赤穂市と結ばれ、市内には長船駅、邑久駅、大富駅の3駅があります。道路は地域を東西に走る岡山ブルーライン、北端を走る国道2号線によって基幹が形成され、東西方向の広域基幹道路を南北方向の道路がはしご状に結ぶ道路網となっています。
 産業は、交通の利便性に優れており、電子部品、工業用ゴム、印刷、食品加工などの企業立地が進んでいます。また、農業は吉井川の恵みを受けた平野部での米作や、丘陵地帯での野菜・果樹の栽培などが盛んで県内第2位の農業生産高を誇っています。漁業では、カキの養殖が盛んで県下の収穫量の約半数を占めており、「岡山カキ」のブランドで出荷されています。
 まちづくりの基本方針は、住民一人ひとりがゆとりと豊かさを実感でき、健やかに暮らせるまちづくりに向けて7つの基本方針により各種施策を推進します。「安全で安心なまち」、「質の高い快適なまち」、「自然と人が共生するまち」、「魅力とにぎわいのあるまち」、「人を育み、個性が発揮できるまち」、「住民主体のまち」、「効率的・効果的な行財政運営」を目指しています。
 また、「豊かな自然と歴史を活かした交流と創造の都市」の構築を目指し、「つなぐ」良好な立地条件を活かし、人と人とのつながりを深め、特性を発揮するまちづくり、「いかす」取り囲む海や山の緑、農産物や水産物など豊かな恵み、先人が営んだ歴史や文化など、特性を活かしたまちづくり、「つくる」都市基盤の整備、日常生活の利便性の向上に努め、若者が定住する魅力と活力のあるまちづくりを進め、幸せが実感できる瀬戸内市を目指していきます。

【市章について】
 瀬戸内市のイニシャル「S」の文字をモチーフに、瀬戸内市の将来像である「豊かな自然と歴史を活かした交流と創造の都市〜つなぐ・いかす・つくる〜」のイメージをあらわし、新市、瀬戸内市の魅力と活力あふれる繁栄発展を表徴した市章としました。