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全国都市監査委員会


 滋賀県 高島市(たかしま)
高島市 高島市は、平成17年1月1日に高島郡マキノ町、今津町、朽木村、安曇川町、高島町、新旭町の6町村と湖西広域連合が合併し誕生した市です。
 本市は、滋賀県の北西部に位置し、人口56,035人・世帯数18.916戸(平成17年6月末)、総面積511km2と滋賀県内で一番広い面積をもつ市です。東部は琵琶湖に、南西部は比良山地を境に志賀町と大津市および京都府に、北西部は饗庭野、野坂山地を境に福井県に接し、日本海側に近いことから冬季の寒さは厳しく、積雪量の多い日本海側気候です。また、秋期には「高島しぐれ」と呼ばれる降雨がしばしばあります。
 高島市の『歴史』は、古来より京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として栄え、比叡・比良山系を湖畔に沿って走る西近江路や、鯖街道と呼ばれる若狭街道が主となり、これらの街道と大津方面への湖上交通の拠点として港町また宿場町として発展。江戸時代には、日本における陽明学の祖と呼ばれた「中江藤樹」を輩出した地でもあり、本年、藤樹の生涯を描いたビデオ・DVDが完成し頒布しています。人間の生き方を問い直す絶好の機会を与えてくれる作品ですので、多くの皆さんにご鑑賞いただきたいと願っています。
 『産業・経済』につきましては、琵琶湖に面することから、古くより漁業が発展し、農業生産力にも恵まれ、豊かな水資源により綿織物や扇骨業等の地場産業も発展してきました。このような多角的な基盤により地域経営を行ってきた経験が現在も生き続けており、最近では都市部からの企業誘致や都市住民を対象とした観光産業を育成し、地域の活性化に取り組んでいます。
 市の『将来目標像』は、「水と緑 人のいきかう 高島市」とし、@個性と魅力が交流し高め合う地域社会づくりA笑顔輝く福祉社会づくりB「第6次産業のまち」の創造C個性的でうるおいのある循環型定住環境の創造D誰もが心豊かに暮らせる都市基盤づくりを掲げ、市民と行政とのパートナーシップにより、地域の一体感をより強固にし、活力と魅力に富み、住みよく心の豊かさを実感し、一人ひとりが自己実現を果たすよう努力し合う21世紀の新しいまちづくりを目指しています。
 『市章』は、花をモチーフにし、6町村をそれぞれ1枚の花びらに見立て、各花びらは、地図上の6町村の位置と対応しており、このデザイン全体で「高島市」を表しています。6町村が合併することで、互いに協力し合い、大輪の花が咲くように発展して欲しいという願いを込めて、6枚の花びらが一つの花を咲かそうとしている姿を表しています。
 ☆〜☆〜☆ 水と緑 人のいきかう 高島市 ☆〜☆〜☆に是非一度おいでください。お待ちしております。