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全国都市監査委員会


 大分県 宇佐市(うさ)

宇佐市 平成17年3月31日に宇佐市、安心院町、院内町の1市2町が合併し、新「宇佐市」が誕生しました。
 本市は、大分県の北部に位置し、北は風光明媚な周防灘に、南は立石山等標高1,000m弱の山岳を境に湯布院町等に、西は中津市に、東は豊後高田市、別府市等に接しています。
 市の総面積は439.12km2(南北約30km、東西約20q)と広大で、人口は61,162人、世帯数は23,523世帯(平成17年7月1日現在)となっています。平成12年度国勢調査による産業別就業者数の内訳は、第1次産業15.5%、第2次産業33.4%、第3次産業50.9%であり、農業の大規模集約化等に伴い、第1産業の就業者数が減少する傾向が続いています。
 自然環境は、長い海岸線と穏やかな海、広い平野、緑豊かな森林、豊かな水をたたえた河川など変化と多様性に富んでいます。こうした環境のもと、各種産業活動も活発で、特に農業を介して滞在型の交流体験を楽しんでもらう安心院地域のグリーンツーリズムは、全国的に先進地として知られています。
 交通体系としては、JR日豊本線が本市の海岸部を東西に通過しており、市内には6つの駅が設置されています。一方道路では、平野部を東西に走る国道10号と南北を縦貫する国道387号、自動車専用道路である宇佐・別府道路などが主要幹線道路として整備されており、市民生活の向上や産業、観光面の活性化に大きな役割を果たしています。
 また本市は、文化財の宝庫といわれるように古い歴史をもつまちであり、全国八幡宮の総本宮である『宇佐神宮』をはじめ、東西別院、鏝絵、石橋など数多くの文化遺産が市内の至る所に散在しています。
 市では、合併に伴い、新市の将来都市像を「彩に満ちた暮らしの元気都市」とし、自然、歴史、産業など様々な彩の中で、人々が元気に暮らせるまちづくりを目指しています。

市章について
 頭文字の「う・ウ」をモチーフに、輝く未来に羽ばたく姿をイメージしている。下部は宇佐市から沸き起こるウエーブを意味し、上部の円は太陽で、希望と活力を表現している。また、色のグリーンは豊かな自然を象徴している。