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全国都市監査委員会


 熊本県 山鹿市(やまが)

山鹿市 〜今、はばたく。光あふれ、人輝く未来へ〜
歴史と文化の融合都市
 山鹿市は2005年1月、山鹿市、鹿北町、菊鹿町、鹿本町、鹿央町の合併により誕生した、豊かな自然と伝統・歴史に彩られた緑と文化の薫る都市です。
 熊本県の北部に位置し、人口約6万人、面積は299.67km2。山林や渓谷、肥沃な田園地帯、そして本市を横断する菊池川の流域には、チブサン古墳や弁慶ヶ穴古墳などの装飾古墳群や大和朝廷により築城された鞠智城などの歴史的遺産や温泉を始めとする観光資源を数多く有し、四季を通じてさまざまな魅力を体感できます。
 古来、豊前街道の宿場町として栄えたこの地域には、国の重要文化財に指定された芝居小屋「八千代座」があり、明治44年の建造でありながら、現在でも歌舞伎や郷土芸能など、さまざまな催しが行われ、多くの観光客で賑わっています。さらに、柿渋を塗り奥深いあじわいのある「来民うちわ」や、和紙と糊だけで作られ室町時代から伝わる「山鹿灯籠」などの伝統工芸品が、熟練の技術により生み出されてきました。
 その灯籠にまつわる祭り、夏の風物詩「山鹿灯籠まつり」は、熊本・九州を代表する「灯りの祭典」で、全国から毎年約三十万人もの観光客が訪れます。

緑と食そしていやしの地
 豊かな自然と農業が融合し、緑と食をテーマにさまざまな施設が点在しています。道の駅かほく(小栗郷)・あんずの丘あぷりぃ・水辺プラザかもと・鹿央物産館などがあり、それぞれの地域で収穫された生産者の顔が見える新鮮な農林産品の直販所として人気を集めています。また、地元産の旬が楽しめるレストランやさまざまな体験ができる施設も併設しています。
 また、平安時代の文献にも登場し、まろやかな肌ざわりの山鹿温泉をはじめとして、平山温泉、熊入温泉、菊鹿温泉、鹿本温泉、鹿北温泉の六湯があり、それぞれが歴史情緒にあふれ、田園風景を背景に、さまざまな泉質を体感しながら湯の郷巡りを楽しむことができます。