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全国都市監査委員会


 愛知県 愛西市(あいさい)

愛西市 愛西市は、平成17年4月1日、佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村による合併で誕生した市です。平成の大合併としては愛知県内で初の新設合併です。
 本市は、名古屋市の西方約20km愛知県の最西端で、岐阜県及び三重県との境界部に位置しています。面積は約66.6km2、地勢は平坦で、木曽川の沖積層という肥沃な土壌に恵まれた濃尾平野の西端として農地や水面をはじめとした自然が多く広がり、ほぼ全域が海抜0m以下となっています。 人口は、平成17年4月1日現在で67,172人です。
 愛西市はこれまで水との深く、長い戦いの中、様々な問題を克服しつつ発展してきました。船頭平閘門、渡船の渡し場、輪中の鎮守とされた社などにその歴史を垣間見ることができます。また、江戸時代、佐屋街道をはじめとした旧街道や佐屋宿などが設けられ、華々しく優雅な歴史も同時に有しています。
 近年においては、橋梁の架橋が行われるなど広域交通体系の整備とも相まって、大都市近郊という地の利を活かし、各地において農業、工業及び商業など各種産業の発展が進んでいます。
 鉄道網として、名古屋鉄道の尾西線及び津島線、JR関西本線の駅を有しており、周辺都市との連携が図られています。一方、広域的な道路交通に関しては、西端に日本有数の河川である木曽川が流れ、岐阜県及び三重県からのアクセスは東海大橋及び長良川大橋・立田大橋の2路線に限られています。高速自動車道としては、東名阪自動車道「弥富IC」が市南部に隣接しています。
 また、当市では平成17年10月1日に尾張地区初の道の駅「立田ふれあいの里」が開駅し、レンコン、イチゴといった地元の特産品の直売をはじめ、郷土料理のもろこの押し寿司など地域の特色を活かした商品の紹介を行っています。
 新市建設計画における新市のまちづくりは、『人と緑が織りなす 環境文化都市 愛西』をテーマに、自然、歴史、交通利便など様々な地域特性を活かし、『活力・賑わいの創造』を将来の方向性として見定め、元気そして活気ある《人口7万人都市》を目指しています。

(市章について)
 愛西市の頭文字である「あ」のローマ字の「a」をモチーフに、濃尾平野の豊かな緑とすがすがしい空気、木曽川、長良川の恵まれた自然を表し、人々が連帯し飛躍する市民の姿を思い、赤の太陽(丸い円)で地域の飛躍を表現している。