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全国都市監査委員会


 岩手県 一関市(いちのせき)

一関市 平成17年9月20日、これまで様々な面で交流と連携を深めてきた、一関市、花泉町、大東町、千厩町、東山町、室根村、川崎村の一市四町二村が合併し、新一関市として誕生しました。
 当市は、岩手県の南端に位置し、南は宮城県、西は秋田県と接しています。首都圏から450キロメートルの距離で、東北地方のほぼ中央、盛岡と仙台の中間地点にあります。
 総面積は1,133.10平方キロメートルで県内一の規模となり、東西は約63キロメートル、南北は約46キロメートルの広がりがあります。
 総面積のうち57.2パーセントが山林で占められ、次いで田が11.9パーセント、畑が7.1パーセントとなっており、県内では、比較的農地の割合が高い地域といえます。
 平成17年の国勢調査速報値による新一関市の人口は125,818人で、世帯数は40,788世帯です。
 新市には、豊かな自然と古くから培われてきた歴史や文化があります。それぞれの地域には心温かい意欲に満ちた人々によってはぐくまれた豊かなコミュニティーがあります。
 西に栗駒国定公園の秀峰栗駒山、東に県立自然公園の室根山を仰ぎ、中央部には日本百景に数えられる厳美渓と猊鼻渓に挟まれ、広がる田園・丘陵地帯を東北一の大河、北上川がゆったりと流れています。
 また、340年以上も続く「大東大原水かけ祭り」や、国指定重要無形文化財に登録されている「室根神社特別大祭」、更には、鎧武者による参上行列をはじめ一族の運命をかけた「軍議」の様子を壮大なスケールで再現する「唐梅館絵巻」などといった伝統的な行事も多数あります。
 今後は、新市が持つ本当の豊かさのなかで、互いが結びつき支えあいのもとに、市民みんなが笑顔の絶えない幸せな暮らしを送ることができる理想的な地域社会を、市民一丸となって形成していきたい、そんな願いを込めた新市の将来像「人と人、地域と地域が結び合うみんなで創るみちのく理想郷」実現に向け、更なる飛躍を目指していきます。
(市章について)
 市章は、一関市が人々に愛され、親しまれ、さらに発展する姿をイメージし、「一関市」の「い」の字を基にデザインしています。左側が青で中央部を流れる北上川やその支流の川の色をイメージし、右側は緑で奥羽山脈や北上山系の森の色をイメージし、一関市の豊かな自然を表現しています。
(一関市ホームページ)
 http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/