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全国都市監査委員会


 秋田県 潟上市(かたがみ)
潟上市 潟上市は平成17年3月22日に南秋田郡天王町、昭和町、飯田川町の3町合併により誕生した市であります。
 本市は秋田県のほぼ中央の沿岸部に位置しており、南は秋田市と、北は八郎湖を挟んで大潟村と、東は井川町と、西は男鹿市と隣接しています。市の東部を南北に縦走する国道7号線の周辺に小高い丘陵が多数連なっており、出羽丘陵に続いています。中央部及び北部は秋田平野の北辺部として八郎湖に向かって広大な田園地帯が広がっており、肥沃な穀倉地帯となっています。西部は県内有数の3本の砂丘群が連なっているほか、日本海に面した沿岸部は秋田市から続く海岸砂丘となっており、秋田県の保健保安林にも指定されています。砂丘群の間は集落や畑地、樹園地として活用されています。
 天王地域には観光レクリエーション施設「天王グリーンランド」(道の駅てんのう併設)、昭和地域には花き種苗センターを核にした「ブルーメッセあきた」(道の駅しょうわ併設)、飯田川地域には宿泊施設「八郎潟ハイツ」があり、連日県内外の人たちの訪問で賑わいをみせています。
 本市の主な産業は稲作を中心とした農業ですが、県内最大の佃煮加工業、醸造業も盛んであり、近年は花き栽培の振興にも努めているほか、秋田自動車道、日本海沿岸東北自動車道等の高速交通体系が整備され、秋田空港からも約30分の距離にあるなど、首都圏へのアクセスも高まったことから、昭和工業団地を中心に企業も進出してきています。
 又、本市の特徴として、秋田県内の市では面積が最も小さな市(97.96km2)ではありますが、県都秋田市に隣接したベッドタウンという良好な生活環境から、人口減少の一途をたどる秋田県にあって数少ない人口増の見込める市でもあります。(平成17年9月末現在人口36,159人)
 今後は、都市的な特性と広大な田園風景に代表される豊かな自然環境を併せ持つ恵まれた地勢を活かし、魅力あるまちづくりに努めて参ります。
【市章について】
 市名「潟上」の「上」をモチーフに抽象化したデザインで、赤い丸と上の緑の弧で人をイメージし、青と緑の弧は潟上の自然の象徴である八郎湖と肥沃な大地を描き、住む人との調和を表す。
 全体で潟上市の将来像「活き生き36000の夢づくり、一人ひとりが輝くひとと環境に優しい田園都市」への願いを表現しています。