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全国都市監査委員会


 鹿児島県 霧島市(きりしま)

霧島市 霧島市は、平成17年11月7日に、国分市、溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町、福山町の1市6町が合併して誕生しました。
 本市の面積は603.67km2で、平成18年2月末日現在の人口は128,042人、世帯数は55,546世帯となっています。
 本市は、鹿児島県本土のほぼ中央に位置し、北に我が国最初の国立公園である霧島連山がそびえ、南に豊かで広大な平野が波静かな錦江湾を抱え、湾央に雄大な桜島を望むところにあります。
 また、本市の中央部を南北に、霧島山系から錦江湾に至る鮎踊る清流「天降川」が貫流し、その流域に実り豊かな田園地帯が広がり、渓流沿いには幕末の志士坂本龍馬とその妻お龍が新婚旅行に訪れた「塩浸温泉」をはじめとする野趣溢れる多彩な名湯、秘湯が点在しています。
 交通面では、南九州における陸・海・空の交流拠点都市として位置付けられ、国際便ターミナルを併設する鹿児島空港は全国屈指の乗降者数を誇っています。交通至便にして温和な自然に恵まれた地で、基幹産業である農畜産業のほか、IT産業及びその関連産業も数多く立地し、また地元の大学に通学する若者も多く、活気に溢れているまちです。
 特産品として、地場産業の「黒酢」、「黒豚」、「黒牛」などのブランド化が図られ、また、本市が販売している「関平鉱泉水」は、その効能により、愛飲者は全国に及んでいます。
 観光面では、天孫降臨の地と伝えられる「高千穂峰」、その麓にニニギノミコトを祀る「霧島神宮」、鹿児島に春を告げる「初午祭」、多くの花見客でにぎわう「丸岡さくら祭」などが知られ、また、古代のロマンがよみがえる「上野原縄文の森」、百年余の歳月を刻んできた木造の駅舎「嘉例川駅」をはじめとする有形・無形の貴重な文化財も市内のいたるところに保存されており、観光と相まって数多くの人々が訪れています。
 以上のような本市の特長を活かし、更なる発展を遂げるべく、「世界にひらく、人と自然・歴史・文化がふれあう都市」を基本理念とし、「市民総親和」を合言葉として、新市「霧島市」のまちづくりに取り組んでいます。

市章について
 霧島連山と「K」がモチーフ。上から「花は霧島」の花と夢と元気と霧島連山。緑で山々と豊かな平野部。紺で水清き天降川。下の紺で波静かな錦江湾。全体に躍動感をつけて雄大な自然と市民が融合し世界へ躍進する霧島市を表現しています。