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全国都市監査委員会


 福島県 南相馬市(みなみそうま)

南相馬市 平成18年1月1日、小高町、鹿島町、原町市の1市2町が合併して南相馬市が誕生しました。地域自治組織制度を採用し、小高区、鹿島区、原町区として、それぞれの地域の特色を生かしたまちづくりを進めています。
 南相馬市は、東経140度57分38秒、北緯37度38分21秒に位置し、福島県の浜通りにあります。東は太平洋、西には阿武隈山系が広がり、寒暖の差が比較的少なく気候に恵まれた地域です。
 面積は398.5km2あり、東京からの距離は約300km。いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間にあります。
 観光では、毎年7月23日から3日間開催される相馬野馬追が有名です。ほかにも、十二単の笠女郎(かさのいらつめ)が優雅に行列する万葉風俗パレードやうつくしま百名山に指定されている懸の森山開きなど、1年を通して様々な催しが行われます。
【相馬野馬追】
 1千余年の昔、相馬氏の始祖平将門が下総国(千葉県流山市付近)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが起こりと伝えられています。
 現在の相馬野馬追は、500余騎の騎馬武者たちが甲冑に身を固め、先祖伝来の旗指物をなびかせながら威風堂々の行列を繰り広げます。また、数百騎の騎馬武者たちが御神旗を奪い合う「神旗争奪戦」は、観客を魅了し戦国時代へといざないます。