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全国都市監査委員会


 愛媛県 宇和島市(うわじま)

宇和島市 〜人と交わり、緑と話し、海と語らう、きらめき空間都市〜
新「宇和島市」誕生。

 平成17年8月1日、宇和島市・吉田町・三間町・津島町が合併し、人口89,445人(H17国勢調査)面積469.4km2となった宇和島市は、風光明媚なリアス式海岸の宇和海に面し、1,000mを超える鬼ヶ城連山が控えた温暖かつ四季の変化に富んだ地域です。
 歴史的には、仙台藩祖伊達政宗の長庶子伊達秀宗入部以来10万石の城下町として栄えた南予地方の中核都市で、1601年に戦国武将藤堂高虎が築城した宇和島城は400年の歳月を経ています。現存の天守閣は2代藩主宗利の再建ですが、三重三層の美しいその姿から別名「鶴島城」と呼ばれています。
 産業は国内有数の生産量を誇る真珠や鯛、ハマチの養殖水産業のほか、柑橘類をはじめとした果樹・米・野菜栽培などの農業が盛んで、食べ物では宇和海でとれた魚のすり身を揚げた「じゃこてん」と呼ばれるてんぷらや、かまぼこが台所を支えています。
 芸能においては、仙台藩伝承の"八ツ鹿踊り"や血湧き肉踊り勇壮に練り歩く"牛鬼"が継承され、観光名物として有名な"闘牛"は迫力抜群です。
 また、小説『世界の中心で愛をさけぶ』の作者片山恭一さんはじめ、児島惟謙(司法官)、大和田建樹(文学者)、中野逍遥(文学士)、穂積陳重(法学者)、末広鉄腸(ジャーナリスト)、土居通夫(実業家)、久保喬(児童文学作家)、伊藤大輔(映画監督)など多くの聡明な著名人を輩出しています。
 豊かな自然と温暖な気候の土地で生まれ育った人柄は温厚でおおらかな性格の人が多いと言われていますが、せっかちな面もあるようで、「伊予の早曲がり」と運転技術において揶揄されたりもします。
 今後、高速道路網など交通基盤の整備が進むにつれ中央との交流がさらに促進され、日常生活も広域化が進むことが期待されています。

宇和島市HP
 http://www.city.uwajima.ehime.jp/

【市章】
[デザインの趣旨]
 Uwajima(うわじま)の「U」という文字をデザイン。青色は「海と空」。緑色は「自然」。赤色は「きらめく太陽」。赤い円と緑のUで「人」を表現。『人と交わり、緑と話し、海と語らう、きらめき空間都市』にふさわしい発展性と躍動感のある市章