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全国都市監査委員会


 千葉県 香取市(かとり)

 〜人と自然と歴史が結びあう北総の元気創造都市を目指して〜

香取市 香取市は、平成18年3月27日佐原市、小見川町、山田町、栗源町の1市3町が新設合併し誕生しました。総面積262.31km2、人口は87,332人で、東京都心から約70km、県都千葉市から約50kmの千葉県北東部にあり、成田国際空港と鹿島臨海工業地帯の中間に位置しています。市の北部は水郷の風情が漂う名勝十二橋があり、坂東太郎利根川が東西に流れ、その流域は水郷筑波国定公園内ののどかな水田地帯が広がっています。南部は北総台地の一角を形成し、緑豊かな山林と関東ローム層の肥沃な畑地帯からは特産物のサツマイモ、ニラ、梨が産出され、畜産も盛んで首都圏の有数な食糧生産基地となっています。
 市の中心には、東国一の宮香取神宮が鎮座し、江戸時代から利根川舟運の発達とともに水郷の商都として繁栄し、市内を流れる小野川沿いの江戸・明治期の商家や蔵等を地域住民が主体となって歴史的な町並みとして保存、整備し、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。また、日本で初めて実測による正確な日本地図を作成した伊能忠敬を輩出し、佐原囃子の音とともに勇壮絢爛な山車の引き回しが有名な佐原の大祭(国重要無形民俗文化財)が年2回7月と10月に行われ、多くの観光客が訪れる歴史・文化が薫るまちです。
 新市では、これらの個性的な地域資源を住民との協働のまちづくりから地域の宝として活かし、美しい水郷と緑輝く田園空間を守り、貴重な歴史文化が暮らしの中に息づく風格のあるまちづくりを進め、市民が地域に自信と誇りを持てるふるさとづくりを進めます。また、多くの人や者が集い交流する、活力に満ちた産業のまちづくりを進め、住む人も訪れる人も、ずっと住み続けたい、もう一度訪れたいまちの実現を目指しています。