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全国都市監査委員会


 兵庫県 加東市(かとう)
加東市 平成18年3月20日、加東郡社町、滝野町及び東条町の3町が合併し、総面積約157km2、人口約4万1千人の「加東市」が誕生しました。
《位置・地勢》
 本市は兵庫県中央部やや南より、播磨平野の北部に位置し、四季を通じて比較的温暖な瀬戸内型の気候で、台風や降雪による災害も少ない地域です。
 地形は北部から北東部にかけて中国山脈の支脈がのび、御嶽山、源平古戦場三草山などの山々が連なっており、西部には加古川が流れ、河岸段丘や沖積平野、丘陵地など雄大な自然が形成されています。また北東部地域一帯は清水・東条湖・立杭県立自然公園に指定されています。本市はこれら豊かな自然に育まれ、野鳥をはじめ多くの生物の生息場所にもなっています。
《産業・経済》
 本市には、滝野社IC、ひょうご東条ICの玄関口を持つ中国自動車道が東西方向に、県内の幹線道路である国道175号・372 号が南北・東西方向に走り、その交通の利便性を生かして製造業・流通業等が進出し、それにあわせて様々な産業が発展しています。また市の西部を南北に走るJR加古川線も近年では電化や沿線地域の環境向上も図られ、阪神地域や播磨南部地域への通勤・通学に活用されています。そのような市街化が進む一方で、全国的に有名な釣り針や鯉のぼりなどの地場産業、酒造好適米の山田錦の栽培など、地域の特性を生かした伝統的な産業も発達しています。
 また観光資源も豊富で、国宝朝光寺などの重要文化財を有するとともに、県内最大の公園である播磨中央公園をはじめ、ゴルフ場、温泉施設(ぽかぽ・とどろき荘)、東条湖おもちゃ王国、やしろ鴨川の郷などの観光・レジャー施設は、阪神地域居住者の気軽な週末余暇・レクリェーションの場となっています。
《まちづくり》
 まちづくりの基本方針は、「山よし!技よし!文化よし!夢がきらめく☆元気なまち 加東」です。地域資源である豊かな自然環境を生かし、これまでのまちづくりを継承しつつ、人と人のつながり・きずなを深め、産業や文化活動の活性化を図り、「きずなが躍動する健やかなまち」、「水と緑を生かす癒しのまち」、「ネットワークが支える快適なまち」を基本理念とし、魅力あふれるまちづくりを目指しています。
《市章》
 市章は、人と自然が息づくまち・加東市の頭文字「K」を、合併数を配して図案化したもので、豊かな自然と共生する人々の伸びやかな、活力に満ちたふれあいの田園都市を表したものです。