本部通信 トップページへ戻る
全国都市監査委員会


 大分県 国東市(くにさき)
国東市 平成18年3月31日、国見町・国東町・武蔵町・安岐町の4町合併により国東市が誕生しました。
 国東市は九州の東北部に位置する大分県国東半島のおおむね東半分を占め瀬戸内海に面しています。
 JR別府駅から車で1時間、JR杵築駅から車で40分、JR宇佐駅から車で45分の距離にあります。
 また、市の南部に大分空港があり、北部に徳山〜竹田津フェリーが1日9便就航しています。
 面積は317.79km2、7月末の人口は34,519人です。
 半島中央部の両子山、文珠山を中心とする尾根が海岸部に伸び、火山性の奇岩景勝に富み、風光明媚な海岸部はリアス式の入り江が多数あり、瀬戸内海国立公園および国東半島県立自然公園に指定されています。
 安国寺遺跡等の弥生式文化の遺跡が多く見られます。
 奈良時代以降平安時代を最盛期として、宇佐八幡の当時西国一の荘園領主としての経済力と国家守護神としての威力を背景に<み仏の里>国東半島として六郷満山寺院65寺、仏像6万9千余体とも言われる神仏習合の八幡さまの文化が栄えました。
 山間部には天台宗の両子寺、岩戸寺、文殊仙寺、また曹洞宗の九州総本山泉福寺もありますが、また、美しい海岸線もあり、多様な観光資源を有しています。
農産物は子ねぎ、花き、ミニトマト、イチゴ、メロン、キウイなど水産物は太刀魚などがあります。
 また、大分キャノン(株)、ソニーセミコンダクター九州(株)大分テクノロジー等の先端技術産業が立地しています。
 山間部等は厳しい過疎にさらされており、一方、空港周辺等は企業や市民が集積しやすい状況にあり、調和の取れた市政運営が今後の課題です。