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全国都市監査委員会


 鹿児島県 志布志市(しぶし)
志布志市 志布志市は、平成18年1月1日に、曽於郡松山町、志布志町及び有明町の3町が合併し誕生いたしました。3町は、過去に一つの地域から発展し、固有の歴史と文化を育んできましたが、住民発議による直接請求を機に、中核国際港湾志布志港を核として大隅地域の発展を担うにふさわしい規模と水準を備えた新しいまちの創造を目指して合併しました。
 本市は鹿児島県の東部、宮崎県との県境に位置し、面積は289.47km2、人口は34,777人、世帯数は14,539世帯(平成17年国勢調査)となっています。
 南東部は志布志湾に面し、中央部から南部にかけてはシラス台地が広がり、全体として志布志湾に向かってゆるやかな勾配になっており、対照的に北部は起伏の多い山陵が広がっています。
 海岸部一帯は、日南海岸国定公園に指定されているとともに、太平洋に開かれた地理的優位性と、アジア・太平洋地域と日本主要市場をつなぐ中継港としての役割が期待されていることから、国際物流港湾としての機能向上をはかることを目的に九州唯一の中核国際港湾「志布志港」の整備が進められています。
 背後地では、広大な農地を生かし、県内はもとより全国でも評価が高い畜産物や茶、メロン、イチゴ、ピーマン等「環境保全型農業」を目指した安全で安心できる高品質農畜産物の生産を推進しています。また、うなぎやシラス、ヒラメ、ハモ等の海産物についても消費拡大が図られるよう努めています。今後は、これまでの食料の安定供給という本来の役割に加えて、それを活用した農産加工や食品関連産業へもつながるよう取り組み、特色ある農・林・畜・水産業が営まれるよう、日本の食料供給基地として重要な役割の一翼を担ってまいります。
 新市の将来像である「やすらぎとにぎわいの輪が協奏するまち」の実現へ向け@市民が輝く「共生」「協働」「自立」のまちづくりA三つの力を合わせた融和と協調のまちづくりB3地域循環型産業の振興C安心・安全・健康で住みよいまちづくりD国際交流都市をめざして、まちづくりを推進しております。
デザインの趣旨
 「s」を図案化し、未来に向かって行く活気のある住民を感嘆符に見立て、右には豊かな自然の恵みにあふれた大地を、左には志布志湾を表し、誰もが住みよい、住み続けたいやすらぎとにぎわいの町を意味しています。