Ｈ 契約の締結もしくは履行に関するもの
（全監情報第62号）
１
市民会館緞帳製作委託業務に関する入札で、違法・不当な契約を締結、履行し、市に損害を与えたので、市長にその返還を求める。
[平成16年3月9日 山形県・酒田市 （一部却下、一部棄却→住民訴訟）]
２
談合情報マニュアルに違反して実施された入札には、手続違背があり、契約を締結した行為は、不当であり、入札手続を無効とし、契約の解除を請求する。
[平成16年1月23日 神奈川県・相模原市 （棄却）]
３
八重桜の移植工事にあたり、著しく高額な見積書による違法・不当な契約であるため、差額の返還を求める。
[平成16年3月25日 埼玉県・幸手市 （却下）]
４
修学旅行における日程、業者、宿泊地の選定は理由に正当性がなく、違法不当な契約なので、損害分の返還を求める。
[平成16年1月20日 千葉県・柏市 （受理前却下)]
５
市民会館改築工事は談合による入札であり、契約業者に賠償請求するよう求める。
[平成16年2月12日 長野県・松本市 （受理却下）]
６
庁舎管理及び清掃業務委託における随意契約は違法であるため、今後は入札制度による契約へ変更を求める。
[平成16年1月13日 長野県・飯山市 （棄却）]
７
締結された随意契約のうち４０件は違法であるため、今後違法状態の解消及び随意契約業務の見直しを求める。
[平成16年1月16日 長野県・飯山市 （棄却）]
８
市の実施する指名入札制度は違法であるため、郵送入札による制限付き一般入札制度への変更を求める。
[平成16年1月20日 長野県・飯山市 （却下）]
９
特定業者が独占受注しており、官製談合ではないか。競争入札では相当低額になると思われ、その差額について、市長に損害賠償を求める。
[平成16年5月21日 岐阜県・瑞浪市 （棄却）]
１０
可児市議会議員選挙に使用した電子投票機器に関し、その選定、契約の締結及び履行の確認において違法・不当な行為があるので、電子投票機器の賃借料の支出停止などを求める。
[平成16年3月31日 岐阜県・可児市 （棄却）]
１１
市が行った契約締結は、違法かつ不当であるので是正を求め、契約を解除し、支払った支出の返還を求める。
[平成16年3月11日 石川県・輪島市 （棄却）]
１２
合併を前提とした、債務負担行為に基づく電算システム統合事業の随意契約は違法であるとともに、その経費の負担割合は、市に不利であることから、契約締結の停止を求める。
[平成15年12月19日 滋賀県・彦根市 （棄却→住民訴訟）]
１３
道路補修工事落札業者との契約価格と一括下請負された契約価格との差額が損害であり、返還を求める。
[平成16年1月14日 大阪府・大阪市 （棄却）]
１４
平成１５年度の小学校外国人英語指導業務委託について、契約の締結、履行の確保に瑕疵があるため、その委託料の半額相当の返還を求める。
[平成16年3月17日 大阪府・豊中市 （棄却）]
１５
平成１６年度の小・中学校外国人英語指導業務委託の契約方法が違法であるため、契約の締結及び履行の停止の勧告をするよう求める。
[平成16年6月8日 大阪府・豊中市 （却下）]
１６
市長は、各区長等と行政事務委託契約を締結しているが、実績報告書を求めていない。履行に反した行為である。
[平成15年12月24日 兵庫県・三田市 （却下）]
１７
市長に対して契約不履行に対する損害賠償請求を、公金支出に当たり履行確認を怠った収入役に対して損害の補填を求める。
[平成16年3月29日 兵庫県・高砂市 （棄却）]
１８
１６年度の古紙選別等の契約において、契約単価が１５年度より極端に下がっており、 その差額の補填を求める。
また、非公表の最低制限価格を設けた入札に基づく１６年度の契約は、違法・不当であり、契約の防止・是正を求める。
[平成16年4月28日 山口県・下関市 （勧告）]
１９
斎場における業務委託契約及び行政財産目外使用許可が、「信義誠実の原則」「誠実義務」に違反したもので違法性が強いとして監査を求める。
[平成16年3月29日 高知県・高知市 （却下）]
２０
第３セクター「キプロ」所有のＡＩＭ３階部分の賃貸契約等を締結することは違法・不当であり、公金の支出をしてはならない。
[平成16年3月5日 福岡県・北九州市 （棄却→住民訴訟）]
２１
学校給食民間委託を本格実施した際、試行期間の業者と随意契約したのは違法であり、損害補填を求める。
[平成16年3月29日 佐賀県・佐賀市 （棄却）]
２２
小学校舎改築工事の新発注方式業務を代行する業者を、単独で随意契約したのは違法であり、損害補填を求める。
[平成16年5月31日 佐賀県・佐賀市 （棄却）]
